2019年12月10日火曜日

何故「事故マップ」というWebサービスを作ったか




何故「事故マップ」というWebサービスを作ったか


先日、事故マップというサービスをリリースしました。

基本的に仕事でも個人でもモバイルアプリをメインにしている私が何故Webサービスに手を出したのかの理由を紹介します。

その理由はシンプルにモバイルアプリだけでは継続的なユーザーの利用は見込めないと思ったからです。

個人開発のくくりで考えたときにスマートフォンの出始めは電卓アプリなどの単純なアプリだけで何十万も稼ぐことができました。その後トレンドはカジュアルゲームに移行し、アイディアと工夫で大金を稼ぐ事ができました。
しかし、時代は進みスマートフォンがより一般化する事で、ユーザーは物珍しさでアプリを利用することから本当に役に立つものを選んで利用するようになったと思います。

その中で、ユーザーに利用してもらえるアプリは2パターンに分類できると思います。


  • 特定の役に立つアプリ 例)Twitter GoogleMap  写真加工アプリ 
  • 今までにできなかった事ができるようになるアプリ 例)fontgenic ARアプリ

ARアプリとしてAR CakeDivider や AR Mini Sketchを作ってみましたが、あまりインパクトのあるものではなかったと評価しています。

UnityのAR Foundationを使って今後もARアプリの開発は続けて行きたいと考えていますが、将来の自分の幅を広げるためにも前者の領域にトライしてみたいと思うようになりました。

そして、役に立つアプリは自分の知らない情報を取得できる事が根底にあると考えました。しかし、Newsサイトなどを運営するほど自分には時間が無いためユーザーの情報を交換できるSNS的なサービスを作ろうと考えました。

奇しくも丁度1ヶ月半前に交通事故を起こしてしまい、相手方との自己負担割合を決める上で事故当時の情報(映像)がとても重要になるということを実感しました。時と場合によりますがその情報は当事者にとってはとても価値のあるものになるため、そのような情報を共有できるサービスがあれば皆の役に立つのでは無いかと思い「事故マップ」というサービスを作りました。

この記事を書いた一年後には皆様に使っていただけているサービスになっていることを願いながら、エンハンスや他の開発を頑張って行こうと思う今日この頃です。