ちなみに、以前の理解レベルは、
ん、解像度?dpで指定しとけばいいんでしょ?アイコンサイズもとりあえずxhdpiのサイズまで用意しておけばいいんでしょ?
というレベル・・・。
因みにこの話の結論(方針)としては、
- iOS端末をベースとした低解像度から高解像度の画像をいくつか用意する
- 動作デバイスの解像度に応じて用意したうちの最適なものを利用する
- 選択した画像のアスペクト比とデバイス画面のアスペクト比が合わない場合はデバイスに応じて縦に合わせるか横に合わせるかを決める
になります。
さて、ここからが本題。まず解像度という言葉であるがWikipediaによると、
画面解像度(がめんかいぞうど、Display resolution, Screen resolution)とは、慣用的にコンピュータ等のディスプレイに表示される総画素数を指す。
この、総画素数は縦と横のピクセル数を掛け合わせたものになる。
また、総画素数が高くても実際に表示するディスプレイのサイズが大きければ1インチ辺りの画素数が少なくなるため粗い表示になる。
つまり、一般的に”高解像度=美しい”という理解がされているがこの高解像度の背景には今までと同じ画面サイズだけど解像度が上がったんだよという前提がある。
具体的な例で言うとAppleが出したRetinaディスプレイがわかり易いあれは今までと物理的に同じ画面サイズであるが、1インチ辺りの画素数が二倍になりましたよ、だからこれまでよりも綺麗に見えますよという話。
ほうほう、ではiOSではどんな解像度のデバイスがあるのかなと調べてみたところ
端末 ピクセル デバイス ディスプレイサイズ iPhone,3G,3GS 320x480 320x480 3.5 iPhone4,4S 640x960 640x960 3.5 iPhone5,5s,5c 640x1136 640x1136 4 iPhone6,6s 750x1334 750x1334 4.7 iPhone6 Plus,6s Plus 1242x2208 1080x1920 5.5 iPad,2 768x1024 768x1024 9.7 iPad Mini 768x1024 768x1024 7.9 iPad 3,4,Air,Air2 1536x2048 1536x2048 9.7 iPad Mini 2,3,4 1536x2048 1536x2048 7.9 iPad Pro 2048x2732 2048x2732 12.9
と、かなり たくさんバリエーションがあることがわかった。
ゲームアプリの背景画像を綺麗に見せたい場合は上記表の2列目の解像度と同じ画像を用意すれば良いが、それはかなり大変。
ましてやAndroidの場合も全てのデバイスの解像度の画像を用意するのはほぼ不可能なので、iOSの代表的な解像度に対応を行いその他についてはこちらのブログでも紹介しているやり方で対応をすることにする。
ひとまず今回は以上。